上岩田のバス停から歩くこと30分。今日のお宿に到着です。
▽民宿 日ノ熊
http://hinokuma.net/sp/index.html
五右衛門風呂と、オプションの石窯ピザに惹かれて選びました。朝食付きで3,300円〜3,900円で宿泊できるのも魅力的です。
オプションピザ希望で予約後したら、オーナーさんから「ピザはファミリー向けにやってて…3,000円しちゃうから…」と申し訳なさそうに一度お電話いただきました。コストは問題ないけどお手間をかけるのもな…と思ってピザはキャンセルしましたが、その後「他のお客さんもピザ食べるって言うから、折半でもいい?ビールつけるから」と改めてご連絡いただいた喜びも含め、とにかくこの旅で一番楽しみな宿です。
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宿の魅力の前に、駅からの道のりの話を少し…
熊野古道のサインを見つけた後、5分ほど道なりにいくと、梅干し加工場がありました。
16時過ぎに通ったのですが、人が一斉に出てきて、挨拶しながら車や自転車に乗って去っていきました。16時終業なのかな?などとついつい興味を持ってしまいます。
舗装道路の30分は楽々ですが、何か見どころないのかしらとGoogle mapを検索。「大賀ハス」という古代ハスの池があるらしい。
シーズンは7月初旬だそうで、今は枯れた茎とガクがあるのみでした。7月のハス祭りには町のゆるキャラ「ひょうたん先輩」も登場するそうです。気になる。
▽ひょうたん先輩
http://www.town.kamitonda.lg.jp/soshiki/shinkou/machidukuri/2724.html
すれ違った小学生が元気に「こんにちは!」と声をかけてくれます。防犯対策だと思いますが、素直に可愛い子たちだな❤️って嬉しくなります。
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さて、日ノ熊の看板を撮影していたらオーナーが出てきてくれました。お目当ての五右衛門風呂は沸かしてあるとのことで、早速お風呂をいただきます。
薪で焚いたお風呂!何十年ぶりかな?
五右衛門風呂を見るのは初めてです。この板に乗るのね!
薪の薫りと、オーナーとのコール&レスポンスでちょうど良い湯加減にしていただいて…とっても贅沢です。
お風呂から出たら、オーナーの「ピザを焼きましょう!」からの、窯焼きピザタイムスタートです!
石窯も手作りとのこと。薪で良い薫り
ピザの具が美しい
「外は寒いから、中にどうぞ」というオーナーのお言葉に甘えて、ゲストルームにお邪魔します。
オマケで用意してくださったビールをちびちびいただきながら、ピザをつくってくれてる様子を眺めます。これも贅沢。
テーブルもキレイにセットされています。ピザが焼けたら窓を開けて、オーナーがピザを渡してくれます。絵本の中にいるような気持ちになります。
シーフードとソーセージとミニトマトのピザ。生地はパリッパリで、プチトマトはびっくりするほど甘く、ちくわも効いてて美味しい。タバスコにも合います。
2枚目は「南高梅をピザに入れても大丈夫?じゃがいもと一緒にしてるんだけど」という梅風味のピザ。梅は初めて聞いたけど、美味しい!オーナーはTVで観て取り入れてみたとのこと。アンチョビ梅とかも良いかもしれん。私も真似させて頂こうっと。オーナーは「まだ焼くよ?食べれる?」と言ってくださいましたが、2枚でお腹いっぱいです。もしお腹に余裕があったら、具なしのピザも食べてみたい!美味しいよー。
18時過ぎには食事を終え、ログハウスに戻ります。
カーテンもかわいい。中からは糸を引っ張ったら窓が閉まる仕組みも気が利いている。
敷き毛布もかけ毛布も厚くてちゅるんちゅるんで、ログハウス×毛布で連想するイメージが吹っ飛ぶ高級感です。
はー、色々素敵。オーナーはきっととっても勤勉というか、細やかな方なのだとお見受けします。人柄が施設・サービスの細部に滲み出ているな。
良い宿を見つけられてよかった。
#熊野古道 #民宿日ノ熊 #五右衛門風呂 #ピザ