九州場所場外を満喫したのち、午後は金平糖手作り体験に繰り出します。
▼金平糖ミュージアムhttps://konpeitou.jp/experience/
金平糖といえば…伝来当時はものすごく珍しくて高価だったこと、 星を散りばめたようなチャイコフスキー・くるみ割り人形の楽曲 「Danse de la Fee-Dragee(ドラジュのダンス)」が日本語では「金平糖の踊り」と訳され定着したこと、小さな核から2週間ほどかけて製造されるプロセス etc. なんだか色々ロマンがあり惹かれます。
▼金平糖ができる仕組み 〜佐々木製菓コラムhttps://www.sasakiseika.co.jp/column/howto_konpeitou/?srsltid=AfmBOooRG0L2wqb3kRsGCcD2cAKjNiflwM7-fovL3iQEeauaDaannQbD
九州場所会場から、金平糖ミュージアムはバスを使って30分程度。予定のバスに乗れて一安心でしたが、博多駅付近は大渋滞!土地勘がない中でも明らかに予約時間に間に合うはずがないことがわかる混みっぷりだったので、バスの中から遅刻の連絡をしました。結局、バスは30分遅れ、体験プログラムには15分遅れで参加です。金平糖をつくる銅鑼(どら)と呼ばれる釜のミニチュアを使い、ある程度出来上がっている金平糖に色と味をつけて行く体験のようです。元の金平糖のサイズは、6mmと8mmから選べます。選択基準が全く浮かばず悩みましたが、どちらかといえばよく見るサイズの6mmを選択。 色はイエロー、ブルー、オレンジ、ピンク、グリーン。フレーバーは、パイン、サイダー、メロン、桃、りんご。5つの色とフレーバーそれぞれから二種づつ選ぶのですが、まず全体に1つ目の色と味をつけてゆき、途中で半分取り分けて2つ目の色と味をつけるので、2つの味と色は混ざるものだとして選択するようレクチャーされます。む、難しい…青っぽい色にしたいけど、青でサイダーは安直すぎるし…ただでさえロスタイムがあったので焦ります。色はブルーとピンク、味は何とでも合いそうなソーダを選択肢から外した中でも、一緒にして美味しそうな組み合わせパイナップルとりんごにしました。(後に「これ…ペンパイナッポーアッポーペンってこと!?」と、ピコ太郎を思い苦笑い)食紅を砂糖水で溶いて、斜めの釜の金平糖に大さじ1-2杯かけたらかき混ぜます。乾いたらまたかけて…色がついてきたら、食紅入りの砂糖水にフレーバーを溶かして、大さじ1杯かけて混ぜて、混ぜながらうちわで釜を煽ってを繰り返します。バタバタやっていたら「天然の食紅なので、色はあまり濃くなりませんよー。そろそろ2色目いきましょう!」と声掛けを頂き半分をザルにあげ、残りの金平糖を仕上げます。ピンクの砂糖水を作って金平糖にかけて混ぜ混ぜ、ピンクの砂糖水にりんご味を混ぜて、金平糖にかけて混ぜ混ぜ。左がブルーのパイナップル味途中経過、真ん中がパイナップル完成版、右がピンクを入れたAPPA味完成版。1時間弱では大きさはそんなに変わらないです。 最初の青を入れすぎたようで、ピンクを足した半分は、限りなく青に近い青紫となりました。
終盤には色んな商品の試食品をいただきました。小さな青い粒は塩を核にしているそうですが、糖衣をまとっているので甘いです。茶色のコーヒー味は大人限定、苦味がちゃんとあって美味しかったです。子供たちは代わりに小さなトゲトゲがついたボールをもらって遊んでました。
幼児も大いなるターゲットとしたプログラムでしたが、私もずいぶんと楽しみました。1人でうちわで仰ぎながら金平糖を混ぜるのは忙しかったですが、大人は1人1釜で申し込んで自分の金平糖を育てることをオススメします。